特殊部隊訓練を応用した人財育成法

ネイビーシールズ(Navy SEALs)の活用

 みなさんは

 「ネイビーシールズ(Navy SEALs)」

 という言葉を聞いたことがありますか?

 

ネイビーシールズは、アメリカ海軍の特殊部隊で、映画の題材やタイトルなどにもされている世界的にも有名な部隊です。
この特殊部隊に入隊するには、数々の難関を突破しなければなりません。

志願者は、肉体と精神力の両面を評価され、27週間にもわたって、基礎水中爆破訓練と呼ばれる訓練課程を耐え抜くことが必要です。

さらに、入隊した後も空挺降下訓練、SEAL資格訓練、基礎寒冷地海洋訓練 といった、約2年間の訓練が行われます。

 このように、精神的・肉体的に極限まで鍛えられた精鋭が集まる部隊がネイビーシールズなのです。

 

ではなぜ、今回ネイビーシールズを話題にさせていただいたか。

 

それは、私がCKO(最高知識責任者)兼 監修を務めるマーヴェラスラボという
人材育成支援・組織開発コンサルティングを中心とした企業の活動に深く関わるためです。

 実は、ネイビーシールズでの任務を遂行して、その後除隊した人は、世界中の有名企業などから引く手数多の、非常に重宝される人財として優遇されます。

 実際に、私もシールズトレーニングを経験しており、重宝される人財を育成するネイビーシールズの教育システムを、別の形で活かすことができないかと考え、マーヴェラスラボの人財育成・組織開発にネイビーシールズの要素を取り入れたのです。

 マーヴェラス・プレジャー石垣

 こちらの記事でもご紹介しているように、
http://ikedamitsuhiro.com/marvellous-labo-evaluation-system/
(人や組織の本質を見抜くシステム)

 マーヴェラスの研修では、国内最高高度を誇るアスレチック施設や、海を利用した研修を行うため「恐怖」や「危機」に直面する環境を意図的に作ります。

 ある意味「極限状態」に追い込まれたとき人がとる行動に、その人の本質や本音が読み取れるのです。

 

 例えば、マーヴェラスラボの研修施設の一つ、マーヴェラス・プレジャー石垣では、海でのダイビングを行いながら「極限状態」を作り出します。
https://www.marvellous-labo.com/ml-pleasure/
(マーヴェラス・プレジャー石垣の詳細はこちら)

 そんな時、人間はどのような行動をとるのでしょうか。

具体的な例をいくつかご紹介します。

 例えば、レギュレーターという空気を吸うための器具を口にくわえたら、声を出すことすらできません。

声でのコミュニケーションが取れない状態で水の中に入っていく。
それだけで人間は恐怖を感じます。

 そして、少しずつ水の中に沈んでいくために、ロープを掴みながら進みます。
急激に沈んでしまうと、一気に水圧がかかり、鼓膜が破れてしまうなどの危険もありますからね。

 もちろん、水中に入る前からロープを離さないように注意していますが、不思議なことに多くの人が、ついロープを離してしまうのです。

その結果、そのまま一気に沈み始め、インストラクターに止めてもらうという事態になってしまいます。

 

また、ダイビングはチームに分かれて、インストラクターとトレーナーと共に行いますが、常にインストラクターたちから目を離さない必要があります。

しかし、綺麗な魚がそばを通ると、それにつられて離れていってしまう人も必ずいます。

これはロストと言って、下手をすると死にも直結する行為です。

 

 なぜこのような行動に走ってしまうのでしょうか?

 それは、自分の命が危険にさらされているという「極限状態」では、何よりも呼吸することに集中してしまい、同時に別の行動ができなくなったり、普段通りの冷静な判断ができなくなったりするからです。

 人を丸裸にする環境と評価

 そして、この極限状態で行う行為は、その人の特性・性格などを顕著に表す指標になります。
普段いかに冷静を装っている人でも、極限状態では慌てふためいてしまいます。

 このように、特殊な環境や状況を作ることにより、その人の本質を丸裸にすることができるのが、マーヴェラス・プレジャー石垣での海洋研修です。

 そして、これはただのダイビングとは全く異なります。
それは的確にその人を評価し、フィードバックすることができるシステムです。

 例えば、研修の前後で心理状態を測るテストを行っています。

このテストでは、研修の前後で心理状態を評価して、いかに、精神状態を安定させることができるようになったか。
つまり、自己コントロールできている状態になれたか、ということを知ることができます。

 多くの人は、研修前より後の方が精神を安定した状態に保つことができるように変化し、
さらに、これを定期的に行うことで、自己コントロールできる自分をより定着させることができるのです。

 また、極限状態で行う行動は、心の状態が強くリンクするため、ダイビングという動作一つ一つがうまくいくか否かで、精神状態を的確に評価することができます。

 そして、命を守るための呼吸に集中しながら、あらゆる動作を行う必要があり、それらを的確にこなすには、精神状態のコントロールが必須となります。

つまり、海洋研修を通して、精神状態を安定させ自己コントロールする力を鍛えることもできるのです。

 現実世界での応用

自己コントロールできる自分を手に入れる、ということは仕事やビジネスでも幅広く応用可能です。

 なぜなら、現実世界においても、精神的に追い詰められる「極限状態」になった時、自分をいかにコントロールすることができるかが、非常に重要だからです。

 何事においても心がぶれず、問題や課題に取り組み、解決に向かって進んでいくという、
仕事やビジネスに求められる力が、この研修を通して培うことができます。

 つまり、この研修は個人的にも、人材を雇う企業にとっても活用することが可能、ということです。

個人では、自分の特性や能力を深く理解して自分を成長に繋げる。
企業では、組織を構成する人財がどのような人なのか把握し、かつより優秀な人財への成長に繋げる。

 単にダイビングで研修する、と聞くと、

「なぜ海なのか?」
「ただ遊ぶだけなのでは?」

 このような疑問をもたれる経営者や人事の方も多いですが
この研修を通して、人や組織は究極的に変わります。

 どんな逆境、緊張にも屈しない「強靭なメンタル」や「自己コントロール力」。
「優秀な人材の育成」や、企業全体の「圧倒的なチーム力」。

 これらを獲得することができる石垣島での海洋研修を
今後も多くの方、多くの企業に活用していただければと思います。

 それでは。

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