自分を知り、自分を活かす

鬱という病気

こんにちは。
池田です。

今回は、私が過去携わってきた仕事の1つである
人事面接や健康管理について、そこで経験した
出来事に関連したテーマでお届け致します。

人事面接や健康管理に携わる中、
お会いしてきた方々は多種多様であり、
中には心を病んでいると思われる方も多くみられました。

精神的に不安定な状態を示す代表格に、いわゆる『鬱』があります。

しかし、そもそも鬱は、果たして
「病気」と判断して良いのか、
と私は疑問に思っています。

なぜなら、精神疾患というのは放っておいても
死に至ることは、まずありません。

内臓の病気や、骨折などの外傷は
放っておけば、炎症を起こして
なんらかの病気を併発して死に至ることはあります。

しかし、精神疾患で命をなくすとしたら
自殺くらいでしょう。

精神疾患というのは、他の病気とは
やや一線を画す領域ではないかと
私は思っています。

人間の防御反応

例えば、昔の電球は白熱灯でしたが、
今のLEDとは異なり電気の多くを熱に変えるため、
電線のシールドを溶かし、漏電や火事の原因になります。

それを防止するための安全装置として
勝手にブレーカーが落ちるシステムが
ありますが、

人間にも同じように、
限界がきてしまう前に、安全装置が働く
システムが備わっています。

その安全装置が発動した状態を
「精神疾患」と言えます。

また、精神が錯乱した状態で
殺人を犯した犯人を、多くの場合、3人の精神科医が鑑定・診断をしますが、
結果が三者三様になることが
往々にしてあります。

もちろん、他の病気でも
医師によって診断が異なることはありますが
特に精神疾患は、診断や鑑定に差が出やすいのです。

これらを総合して考えると
精神医療は「科学的」とは言えないのではないか
と思っています。

その証拠に心理学は
昔から「文学部」の分野として扱われていました。

環境が人を変える

さらに、私が人事面接や健康管理に携わる中で
心を病んでいる方が、病院や薬に頼ることなく
短期間で変わった例もたくさんあるので
そのうちの1つをご紹介します。

「将来は総務部長になるだろう」と
周りからも期待されていた、ある男性は
面談したときに、ひどく心を病んでいる状態でした。

詳しく話を聞いていると彼は
「現場に出たい。清掃車に乗ってみたい。」という希望があることが分かり
早速、人事に助言して部署異動をすることになったのです。

なぜ、将来も約束されたエリートコースの人間が
あえて清掃車を選ぶのか、と思うかもしれませんが、

彼は仕事を変えてから1週間後には
心を病んでいた頃とは別人のように
元気を取り戻していたのです。

総務課にいた頃は、市民の方と直接触れ合うこともなく
仕事に追われているばかりでしたが、

ゴミを収集している今は、市民と触れ合う機会も多く
初めて市民の方から「ありがとう」
と言われたことに感動していました。

今では、清掃局長を務めています。

私が彼に行ったことは、彼が本当に望んでいることを
明らかにして、彼に適した環境を提供しただけです。

もちろん私は、医療の、精神疾患の分野を
全否定するわけではありませんが
「精神疾患」と呼ばれる方々が、

「なぜ心を病んでいるのか」
「どうすれば、その状態を脱することができるのか」

そう考えたときに、
決して入院や薬物治療が全てではない
ということです。

隠れた心の闇

もう一つ例をご紹介します。

これは、健康管理のため、
ある消防隊員と面談をした時の話です。

彼とは何気ない普通の会話をしながら
面談を行っていたのですが、
経験的・直感的に

「この人は何かが危ない!」

そう感じて、注意して経過観察しておくよう
人事課長に話をしていたところ、

その1週間後にその消防隊員は放火をし、
自ら隊員を引き連れて消火活動にあたっていたことが
明らかになったのです。

つまり、火事を起こし
その消火活動に向かうという
自作自演をしていたのです。

これは、一見すると普通の人でも
内面では精神的に正常ではなかった
という例です。

社会に貢献する人材・組織

実は、うつ病と診断されている人は
現在100万人ほどいますが、
精神疾患全体では300万人以上いると
言われています。

これほど、心を病む人が増えているのは
社会的な背景など様々な要因が影響していると
考えられますが、

多くの人が、自分の特性や資質が分からず
自分の力を十分発揮できず、埋もれしまう人が多いことが
1つの大きな要因になっているのではないでしょうか。

だからこそ私は、自分が得てきた知識や経験を生かして
本人すら気づくことができない、内面を明らかにしたり
分析したりすることで、

本人の特性を生かして活躍できるようにしたり、
より力を発揮出来る場を見つけることを
サポートさせていただく活動を行っています。

さらに、私がCKOを務めるマーベラスラボでは
より詳細に人の特性・資質を明らかにして、その人の成長を促したり、
組織全体を繁栄させることをミッションとしています。

私は、このような活動を通して
多くの人が、自分の特性や自分を活かせる場所を知り、もっともっと社会に貢献できるような
人材・組織を世の中に輩出する活動を、これからも、より精力的に行っていこうと思っています。

それでは。

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